
エンジニアを繋ぐ!文化を創るテクコネチームとは

こんにちは!22新卒のクライアントエンジニアの谷口です!
アプリボットにはエンジニア同士の交流を目的とした、テクコネチーム(※Tech × Connectionより)という組織があります。
今回は、テクコネチームの活動を通してアプリボットのエンジニア文化を紹介させていただきます!
テクコネチームについて
アプリボットが会社として成長し、会社が大きくなってきたことで今では複数のプロジェクトが進行しています。社内のエンジニア増加と仕事の細分化に伴って、知識や経験が個人に溜まったり、エンジニア間の繋がりが薄くなることで情報や知見の共有が困難になるという課題が大きくなっていきます。
エンジニア間の繋がりを深めることで、メンバーやプロジェクトの壁を超えて上記の課題を解決し、エンジニア全体をより強固な組織とする目的で活動しているのがテクコネチームになります。運用メンバーは全員開発プロジェクトに所属するエンジニアで構成されています。技術共有のみを目的とした組織ではなく、あくまで交流に重きを置き、技術を共有するきっかけを作っていく組織を目指しています。
主な活動内容
エンジニア間の交流や知見の共有をするために、テクコネチームでは複数の施策を運用しています。開催方針が決まっているのではなく、上記の課題を解決するために、今のエンジニアの関係やターゲットを絞ってその時に応じた会を作り、改善しています。
現在定期開催している施策をいくつかご紹介します。
LT(ライトニングトーク)会
アプリボットでは二つのLT会を開催しています。
技術共有会
- お酒とご飯を楽しみつつ、カジュアルにLTや技術トークをしながら、交流・懇親できる場を目指して、6年ほど前から開催されているLT会
- エンジニア同士のコミュニケーションを重視して、気軽に技術の話ができる繋がりを作ることが目的
- 定時後オフラインで、月1回の開催
- LT後はそのまま交流コンテンツを用意したり、懇親会へ
アウトボット会
- 専門性が高い話も出来るようサーバとクライアントで会を分け、1人5~10分のLTを数名で行うLT会
- 個人の知見の共有(アウトプット)が目的
- 定時内にZoomにて、サーバーとクライアントでそれぞれ月1回30分ずつの開催
上記2つ施策は同じLT会ですが目的や座組みは全く異なり、誰がどんな知識を持っているのか、どんなモチベーションで仕事をしているのか、気軽に声を掛けられる関係性であるかなど多方面からアプローチできるようにしています。
エンジニア共有会
- 社員参加必須で、各プロジェクトやプロジェクト横断組織が情報を展開する形式
- プロジェクト・プロジェクト横断組織単位の情報共有が目的
- 定時内にZoomにて月1回開催
アプリボットには多くのプロジェクトがあり、通常業務を行なっているだけでは、自分が所属しているプロジェクト外のことを知る機会は多くないこともあります。他プロジェクトの状況、プロジェクト横断組織の透明化を目的として月に一度共有会を行なっています。
LT会が個人の繋がりを作る施策だったことと比較して、エンジニア共有会は組織同士の繋がりを作る役割を果たしています。また各プロジェクトで活躍しているメンバーにインタビューする時間を共有会の中で設けるなど、各メンバーのチーム内での動きや、よりパーソナルな部分を知る機会を作っています。

テクコネチームが目指すもの
テクコネチームはエンジニア同士が気軽に話して相談できる状態を理想とし、交流により課題の解決や働きやすい環境を作ることを目指しています。上記の3つの施策も、理想状態と現状を比較して課題を見つけ、その解決策として生まれた施策です。
施策を立ち上げて終わりではなく、会を開くごとに改善点や挑戦すべきことを話し合い、試行錯誤を繰り返すことで理想に近づけるように活動しています。
例えば初めオフライン開催していたLT会は、リモート業務の増加に合わせZoom開催を試みましたが、交流がより生まれるのはやはりオフライン開催だったため、現在は交流重視の技術共有会はオフラインで開催、知見の共有を重視するアウトボット会はオンライン開催となっています。時代・会社やチームの状態・エンジニア間の関係などにより形を変えながら活動を続けています。またテクコネチームの活動のアプローチも、メンバー間の関係の分析や、ツールの作成など様々な事に挑戦しています。
同じチームや組織で働いていても個人に知見は溜まり、その知見自体を全て組織全体のものとして共有することは困難です。しかし組織を作るのは人なので、人の持つ技術や知識を必要に応じて組織として引き出せる状態にすることを目指しています。知識やコミュニケーションをより有効な財産として活用できるようになり、エンジニア組織としての価値や技術を上げていくために現在も新しい施策を検討し続けています。

終わりに
以上、アプリボットのエンジニア文化と合わせてテクコネチームの紹介をさせていただきました。
テクコネチームは元々経営・事業戦略などによって作られた組織ではなく、現場のエンジニアが立ち上げたもので、これまで様々な形で多くのエンジニアが参画し、より良いエンジニア組織を目指してきました。アプリボットが大切にしている人の文化や方針ともマッチして、エンジニアだけでなく他の職種や全体へ取り入れられている施策なども作られてきています。
テクコネチームはアプリボットのエンジニア組織をより良くするために、これからも施策の改善や挑戦を行っていきます!
過去の取り組みについての記事と合わせて読んでいただくことでよりテクコネチームについて知っていただけると思います。
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