技術書典9「Applibot Gems Vol.2」の紹介

はじめに

こんにちは、新規プロジェクトのクライアントエンジニア兼技術広報を担当している杉浦です。

今回、9月にオンラインにて開催予定の技術書典9にアプリボットとして出展をします。アプリボットの有志のエンジニアを募集し、新しく「Applibot Gems Vol.2」を執筆しました。

本記事では、この新しく執筆した本の概要の紹介と宣伝をさせていただきます!

技術書典9概要開催期間: 2020/09/12 (土) 〜2020/09/22(火)

会場: 技術書典オンラインマーケット

https://techbookfest.org/event/tbf09

 Applibot Gemsとは

はじめにApplibot Gemsについてご紹介させていただきます。

Applibot Gemsとは、アプリボットのエンジニアが日々の業務で学んだことや経験したことについて紹介する技術書籍です。

対象の技術は主にゲームクライアント、サーバー、インフラと幅広い内容となっています。弊社は主にソーシャルゲームの開発を行っているため、ゲーム開発に関する内容が中心となります。

アプリボットは技術書典7にて初めて出展し、その際にApplbot Gems Vol.1を執筆、販売しました。

Applibot Gems Vol.1は先程紹介した内容に加え、組織論などの技術には直接関連しない内容も含んでいましたが、今回のApplibot Gems Vol.2では技術に特化し、よりプロダクトにフォーカスした記事を多く掲載しています。

Applibot Gems Vol.1

https://techbookfest.org/event/tbf07/circle/5681816132386816

スクリーンショット 2020-08-30 19.32.28.png

表紙は弊社のイラストレーターが担当し、UIデザイナーが調整してくれています。毎度クオリティの高い表紙でとても感謝しています。

Applibot Gems Vol.2の概要

次に今回執筆し、販売するApplibot Gems Vol.2の概要について紹介します。目次は下記のようになっています。

今回の書籍では、クライアントは昨年リリースしたタイトルのパフォーマンスチューニングや開発効率化について、サーバーは新しく採用し始めたGo言語についての記事など会社の情勢や技術選定に合わせた記事が多くなっています。

次にそれぞれの章の概要を紹介します。

1章 クリエイターのアセット制作を支えるUnityエディター拡張

Unityプロジェクトの開発に必要不可欠なUnityエディター拡張について、初歩的なものから少し応用したものまでサンプルコードを用いて説明しています。

「クリエイターが快適にUnity上での作業を行えること」を主軸に書きました。

2章 「SEVEN’s CODE」におけるパフォーマンスチューニングの全て

SEVEN’s CODE(セブンスコード)のパフォーマンス改善について、計算負荷・メモリ削減・設定変更など実例を交えながら紹介しました。

またリリース前にどうするべきであったか、振り返りと反省・所感を書きました。

3章 「ブレイドエクスロード」におけるパフォーマンスチューニングの全て

ファンタジーRPG「ブレイドエクスロード」がリリース前に行ったパフォーマンスチューニングや、その周辺作業について紹介します。

これからパフォーマンスチューニングに取り組む際に、確認すると良いものを中心にまとめました。

4章 汎用的なマスタデータバリデータOcarinaを作成した話

社内で開発した汎用的なマスタデータバリデータ「Ocarina」の紹介をします。

運用中タイトルで複数導入実績があり、多くのデータミスを自動的に検出できています。開発コストも小さくなるように設計しているため、本記事を読めばご自身でOcarinaを開発出来る内容になっています。

5章 Go2で導入予定のジェネリクスに備える

Go言語にはジェネリクスが存在しません。しかし、ジェネリクスの導入に向けて着々と準備がされてきています。

本章では現状のドラフト内容の簡単な紹介と、ジェネリクスを利用するための環境構築方法などをまとめました。

Go言語にジェネリクスが導入された際にすぐに活用できるよう参考になれば幸いです。

6章 Datadogにまとめるゲームサーバモニタリング

本番環境でdatadogを使用することになった経緯から、初期設定、便利なtips、運用中のダッシュボードまで、自分が使い始める前に知りたかった事を書いてます。

おわりに

今回でアプリボットとして2度目の出展となります!

前回の出展も踏まえて、内容はより技術にフォーカスし、さらに濃い内容が多くなったと思います。

もし、今回の記事で少しでも興味が湧いた方はぜひお手にとっていただけると嬉しいです!

株式会社アプリボット サークル参加ページ

https://techbookfest.org/organization/5740673546321920

ApplibotGems Vol.2 販売リンク

https://techbookfest.org/product/5781006990704640


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